COTODAMAは40種類のポーリーモデルを数量限定で販売します。

このコラボレーションには、「記憶や感情を呼び起こす装置」としてのスピーカーの本質的な問いと、そのひとつの答えが表現されています。歌詞が心の奥底に眠る感覚を呼び覚ますというCOTODAMA Speaker本来の歌詞表示機能に加え、Paulyとの共創により、音楽とアートという普遍的な言語が極めて高次元で融合・実装されました。

Pauly Font

ポーリーが書き起こした手書きフォントを搭載。音楽を再生すると、ポーリーのフォントで歌詞が表示されます。※アルファベットのみがPaulyフォントとなります。

Instrumental Mode

歌詞がない楽曲を再生すると、ポーリーのアートワークが音楽に呼応してビジュアライズされます。COTODAMAの技術チームが目指したのは、サイケデリックな世界に没入するような感覚。

Standby Mode

音楽をかけていない間は、カタルシスを提供する演出に仕上げています。不安定なメンタル状態にある人は、混乱やパニックに陥るのでご注意ください。

Pauly

ポーリー(Pauly)、別名Himumimdeadは、オーストラリア出身のミクストメディア・アーティストであり、ビジュアルアート、デザイン、キュレーションの境界を曖昧にする、荒々しく生々しい作品で広く知られています。彼のアートは極めて個人的な視点から生まれ、意図的に表舞台には立たず、自身の周囲にある現実や瞬間に集中し続けています。ポーリーは、自らの言葉よりも作品そのものが語ることを重視し、鑑賞者自身が独自の解釈やインスピレーションを見出すことを望んでいます。彼の作品は、従来のアートやファッションの常識を覆し、世界中の国々やサブカルチャー、DIY精神から影響を受けた独自の世界観を体現しています。

Key Art

<アーティストによる解説>

この作品は2023年の夏に制作したものです。
しばらく孤立した状態が続いていた中で、再び帰省し、自分のルーツやつながりを取り戻そうとしていました。
時間が経つにつれて多くのことが変わっていて、以前は子どもだった存在たちがティーンエイジャーに成長しており、彼ら一人ひとりが今何に興味を持っているのかを知っていく過程にありました。みんな本当に個性豊かで、ユニークだったんです。

もともと自分は、サブカルチャーが10代の人生観や世界の捉え方に与える影響に強く興味を持っていて、当時の自分が夢中になっていたもの、取り入れていたものを思い返しながら、それが時間を越えて今も自分の中に残っていることを、彼らと共有しました。

この作品は、何もない田舎の一軒家のような場所で制作しました。
何週間も40度近い暑さが続き、次にどこへ向かえばいいのかも定まらない中で、子どもたちや妹と過ごす時間の中から、この作品に自然と向き合うようになりました。

今思えばこの作品は、「青春」「思春期の視点と発想」「年齢を重ねること」「サブカルチャー」、そして自分の人生の節々に存在してきた「家族」「人々」「音楽」「映像的なイメージ」へのオマージュとして、イラストを通じてコラージュされたものになっています。

自分は、さまざまな技法、スタイル、メディウムを使って、まるで異なる年齢や背景を持つ複数人が共同で作ったかのような“二極的な”イメージをつくるのが好きです。
でも実際には、それはすべて一人の自分によって生み出されたもので、これまでの人生で積み重ねてきた興味やスタイルを、自分なりの形で視覚的にまとめ、表現しようとした作品なんです。